切り花を上手に長く楽しむ方法‐花国湘南台店お花の日記

今年は 例年になく異常な暑さが続きますね。
そんな中でも 花瓶のお花や お仏壇のお花を上手にもたせる方法があります

まず 日持ちしない理由の大半は水が腐るのが一番の原因です

束ねてあるバンドを外すといいです 

水が腐るのは 水温が高い   水温は 部屋の温度と比例します ほぼ同じと考えてください  室温が 25℃なら 水温も25℃くらい
葉が水に浸かっていて腐る  必ず 水の中に入ってしまう葉は かならず取り除いてください
花瓶の水の量が多く 茎が溶ける  葉と同様に茎も溶けます 水を少なめにして
溶ける部分を少なくします 

このように歯を水につけておくだけで2日もすると ドロドロに腐って溶けます

水に浸かっている部分が腐敗して変色しています

 これがバクテリアの増殖を促し さらに水が腐ります

 お花の茎の変色している部分は つまったストローのような感じで水を吸い上げません

したがって 上まで水がいかずにしおれてしまいます

ポイントは 

氷水をいれて水温をあげないようにする
水の量を減らす
バクテリアの発生を押さえるクスリを入れる
下の葉っぱを取る

水の量はこのぐらいで十分です また水の中に葉っぱが浸からないように 下の葉っぱ 取ってください

水の量は花瓶の半分ぐらいで こまめに水を交換する

少し 茎が長くて アンバランスですが はじめは 長めに活けるようにして
徐々に 茎を切り詰めていきます

3~4日に一度 切り戻すと 切り口があたらしくなり 水を吸い上げるようになります

お花が持たないという人は大抵は茎が溶けたまま水を交換して終わりの場合が多いです 必ず 溶けた部分を切って新しい水に行けてください

そうすればとても長持ちします

 当店で実験中の約7日ほどたったお花です

ちなみにこちらは 花屋さんにある俗に言うキーパーという冷蔵庫です 

よくお花を咲かせないようにしておくためと思う方もいらっしゃるでしょうが
当店では水温を下げて茎の痛みをなくすために使ってます

また 夏場は茎の溶けにくいお花を飾ることによって日持ちさせることができます

当店でお買い上げのお客様は飾る場所によって
当店のスタッフが最適なお花を アドバイスします

本日も素敵なお花をたくさんご用意してお待ちしておりますね。

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投稿者:

花国湘南台店店長

花国湘南台店店長です  お花歴〇十年以上 肩肘張らない花束やアレンジが得意です よろしくお願いいたします