榊をきれいに長持ちさせる簡単な方法

神棚に 欠かせない 榊 一口に榊といっても いろいろな種類があります。
一般的に 榊といわれているものは この画像のような葉をしています。

とても きれいな榊です。

日々の感謝の気持ちを込めて きれいに飾りましょう

いいお榊を選ぶポイント

葉がきれい

枝ぶりがいい(扇型に広がっている)

茶色い新芽が黄緑色に色づいてきたもの (新芽が多いものは管理が難しいので)

大きく古い葉でないもの (古い葉から変色して落ちていきます。)

わき枝が しっかりしているもの (細くて ふにゃふにゃしていないもの)がいいでしょう

神棚に 日々の感謝と 健康安全を 祈り1日と 15日にきれいに取り換えるのが通常のならわしです。

日本古来からの神道 一般的なお話では 仏壇があり 仏教であり 神棚があり
神社に初詣をするといった 神道と仏教が 混在する国民といわれています。

神仏習合

といわれ 日本古来からの 神道と 中国より伝わってきた仏教が
うまくまとまっているということです。

そして こちら ギザギザがない葉の榊が 真榊です。
とても 日持ちがいい榊で 1~2か月持つ場合もあります。


ただし 新芽の時期 春先から 初夏 秋口までは 新芽の色が ブラウン色
で きれいではありません。 また 日持ちもしません。

お正月のお榊の状況

本来の1日 15日は 新たしい榊を 神様にそなえるとう習わしがうすれて
日持ちすればいいという目的で 真榊を飾る方も中には いらっしゃるようです。

これは 本来の1日と 15日に 新しく榊を入れ替えて
更なる感謝と 健康 安全を祈るということらから脱線して ただ飾ればいいに
なっている方もいるのではないでしょうか

毎日のように お神酒 お水 お塩などを 交換してお供えするのは なかなか大変です。
これができる方は 少ないのではないでしょうか

この榊の交換サイクル 1日と 15日に絞って 
榊の入れ替え お手入れをするようにしています。 
榊は きちんとお手入れすれば 1か月は 日持ちします。 (ひ榊の場合)

手間をかけながら 榊をお手入れしてきれいに神棚に飾ることが 日々の
感謝のしるしとなるのでしょう

地元 いわきの山取りの 天然の榊です。一般的な榊です。

私自身 近くに神社があるので 2~3日1度は お参りをします。
頻度としては 高い方だと思います。

それでも 日々の感謝 そして 
  生かされていることへの感謝をするために 可能なかぎりお参りをします。

神棚の榊もしかり 

暇をみては 水の交換 お手入れ とこまめな感謝のしるしを表すようにしています。

10月1日後の撮影です。 約 1か月後の国産 静岡の榊の画像です
花国では 定期的に 榊の日持ちテストをしています。

榊のお手入れ 長持ちのさせ方 

数日に1度こまめな水の交換と 4~6日一度 茎を5ミリほど切り戻すことにより
いっそう長持ちします。

これも 本来は 1~3センチほど切ったほうが いいのですが
一般的な榊では 長さが 50センチ前後なので どんどん切っていくと
短くなってしまうため 5ミリほど 切って新しい切り口をだして
あげる程度でも違います。

切り花と違って 茎の部分が 木質なので 痛みはすくないのですが
切り口は 徐々に変色して 水の吸い上げが悪くなります。

その時に榊全体を 水道の流水につけて 水ですすぐととても新鮮な感じになります。

切り口を斜めに切って 水の吸い上げをよくするのも一つの方法です。

新しい切り口にして 榊全体を水に通してリフレッシュさせる そして
榊立て 花瓶等を きれいに洗い 新しい水に取り換え きれいに飾る

この一連の流れです 結構な 時間と労力が発生します。

そしてたっぷりと霧吹きをかけてあげるか 

全体をバケツに5分ほど浸しておくととてもきれいに生きがよくなり長持ちします。

とっておきの管理のしかたです。

このような発泡スチロールの入れ物に水をはり浸すととてもきれいに そして長持ちします。

冬場は 冷たすぎる水はご注意 感覚的には 冷っとしない温度の水につけます。

また つけすぎに注意 1時間も水につけていると逆に痛みます。

榊が枯れるのは 災いを追い払いお榊が災いや 邪気を吸ってるから枯れる

榊が枯れる

あたりはずれの多い 輸入のお榊

こちらは 輸入品の真榊とひ榊の実験です。ホームセンター 量販店などは 
ほどんどがこの中国産の榊で 大きくても40センチほどの小ぶりな榊です。
日持ちは その時々によって 違う つまり 当たりはずれが多いのも事実です。

日持ちするときには びっくりするぐらい日持ちして 
はずれると ぽろぽろと葉が落ちます。茎がとても細く 
水につけていると 痛みやすいのの原因の一つです。

葉の部分は 水につけてはいけません 葉の痛みも早いのと 水の痛みも早いです。

この輸入の榊 細い枝の葉がたくさん束ねてあります。
茎が細いものよりは 太い方が 痛みが少なく 日持ちが非常にいいです

国産のいい榊です。葉の部分が 大きく開き濃いグリーンの部分が 扇状に正面を向いています。

1本で十分にきれいな形になります。

長さは約 45センチから55センチぐらい 本当にきれいな榊です。

ちなみに 下の輪ゴムや結束ひもは 外した方がだんぜん日持ちします。

なぜなら 中心の重なった部分が 蒸れて最初に痛みます。 

樒  日蓮正宗様や 創価学会様などで使う お樒

虫に食べらた後もなく 非常にきれいな樒です。 天然の樒ではなく
販売用に栽培されている 貴重なものです。

入荷は とても不安定です。 実際に販売することは 少ないです。
当社では 葬儀需要で 取り寄せています。

宗教 宗派など いろいろありますが

基本的は きれいな植物を 飾る お供えする 基本は これにつきます。

日持ちのいい榊を数か月飾るよりは きちんと決めらたサイクルで 
入れ替えして常にきれいにしておく方がいいのかもしれませんね。

ちなみに 私個人に通っている 神社に一度 真榊を勧めましたが 断れました。
一か月に一度 きちんと 榊を新しいものに入れ替えると共に 神棚のさらなる
おそうじとリフレッシュをする方が 気分よく神様にみていただけるのでしょうね。

ちなみに このような大榊も当店で事前予約で扱っております。

サイズ150センチから180センチ前後 価格は長さや大きさにより変わりますが
 800円から1200円前後が目安です。

左から 地元のひ榊  国産の最高級ひ榊  右が真榊

日々の感謝の気持ちを込めて きれいに飾りましょう

投稿者:

花国湘南台店店長

花国湘南台店店長です  お花歴〇十年以上 肩肘張らない花束やアレンジが得意です よろしくお願いいたします